Vol.6 1/7(日)の日記

デビュー

今日は仕事で京都の現場へ。
会社の後輩社員がいよいよデビューするというので私も若干緊張気味。
本番一発勝負のやり直しがきかない大変な仕事だ。

なんとか無事に?終わった。大きなミスなくやったようには聞こえる喋りだったが、やはりプロ目線で言えば当然ながら物足りない。

アドバイスすべく、じっくりと聞いた中で気づいたポイントをメモ書きして待った。しかし待てど暮らせどなんにも訊いて来ない。

まぁ、中継中は私の仕事を邪魔したくないと気遣っているのかなとも思った。

中継が終わった。初鳴きからはもう6時間以上が経過している。そしてそのまま何事もなかったように帰る準備をしていたので、痺れを切らしてこちらから訊いた。

「デビューどうやった?」

「いやー疲れました。苦笑」

「内容としてはどうやった?」

「いやまずまずやれたと思います」

「なるほど。。。途中で3頭も名前言えてなかったんだけど自覚あった?」

「いや・・・ないです」

そこからプロデューサーと大御所のアナ含めて、3人からのアドバイス。小一時間話していたが・・・早く帰りたそうだった😢

人を育てる難しさ

それでもこれは話しておかなくちゃいけないと色々と彼には伝えた。

最初なんだからできないのは当然のこと、仕方ない。
でも終わってから周りにどう聞こえていたかを訊いてこないし、自分の喋りを録音すらしてもいない。

「バタバタして録音忘れていました」「帰ってからradikoのタイムフリーで聞こうと思っていました」とは言うが、終わった直後に聞き直すから意味があるのにそれをやろうとしない。1ヶ月前にも「練習の時から必ず録音してその場で聞き直して」と、伝えたのにまた同じ過ちを繰り返している。

主観的な目線で「自分はできました」と言ってはいても、実際はできていない。録音して客観的な目線で聞き直さないと気づけないことがたくさんあるよって話を以前もしたのに。

大事なデビューの喋りを誰からのアドバイスも得ることなく、自己完結して帰ろうとしているその姿勢に対してやや強めの口調でたしなめた。

「なぜ訊いて来ないの?アドバイスで色々と改善点を指摘されるのが嫌なの?」

「学生時代に上の人から強い口調で怒られたことがトラウマになっていて、怒られるのが嫌なんです。」

なるほど、先輩にアドバイスを求めたら、自分のダメなところを指摘されてしまってそれで傷つくらしい。傷つきたくないから自分からは言えないのだとか。

自分では見えていない所を先人に訊くからこそ、早くそこに気づけて成長が促進されるのに、それを嫌がる性質。

そんな彼をどう育てていくか・・・社長の大きな大きな悩みである。

ふぅ~動画編集やらないといけないが、今日は私も疲れた。早目に寝て、頭をリフレッシュさせて早朝に起きてやることにする。

人を育てるのって大変だわ・・・ホンマ💦 他人に期待しちゃダメって聞くけど、社員に対して期待しなくなったら会社として終わりだと思うんだな。難しい~💧💦💧


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